使わないと勿体ない!議事録作成はGoogle Meetの自動メモにおまかせ。

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先日、議事録作成ツールの紹介記事を投稿してから、早いもので2ヶ月が経ちました。今回は前回と同じくAIを活用した議事録作成ツール紹介【第二弾】になります。

正直なところ、数ヶ月前に記事を出しておきながら、こんなにすぐにツールを乗り換えることになるとは思いませんでした。AIツールの進化は本当に目覚ましいですね!

前回ご紹介した「Tactiq」は、OpenAIを利用した文字起こしツールとして、Chromの拡張機能で提供されています。AI要約、タスク管理などの活用し、議事録作成をサポートしてくれる画期的なツールです。

詳細な内容はこちらの記事でご紹介しています。

https://www.liberogic.jp/topics/20250127-tactiq/

Tactiqとは長い付き合いになると思い、早速有料プランを導入してもらった矢先に、Google Meetの自動文字起こし機能が日本語対応に。どんなものかと試してみましたが、想像以上の文字起こし精度に加えて、自動要約機能まで備えており、かなり優秀そうな印象を受けました。

弊社がGoogle Workspaceをメインで利用していることもあり、親和性も抜群。個別で「Tactiq」に課金するなら、こちらを活用した方が良いのでは?ということで、乗り換えにいたりました。

Google Meet自動メモのメリット

  1. 面倒な設定は一切なし!ワンクリックで使える手軽さ
    ツールを導入する際、事前に設定画面から機能を有効にしてから打ち合わせというのが一般的です。設定を忘れ、いざ利用しようとした時に機能が有効化されていないといった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。Google Meetの自動メモなら事前の設定は一切不要!Google Meetを開いた瞬間から、必要な時にすぐに利用できます。

  2. 精度の高い文字起こし
    会話をそのまま文字に起こしてくれるため、どういった経緯で結論に至ったのかを振り返ることができます。1時間を超える打ち合わせの議事録を人が作成する場合、どうしても精度にばらつきが出てしまいます。しかし、AIによる自動メモであれば、高い精度を維持したまま最後まで記録を取ってくれます。
    (たまに誤字をすることもありますがご愛嬌ということで)

  3. タイムスタンプにあわせた要約
    会話の内容を文字に起こしてくれる自動メモ機能ですが、議事録として活用するためには要約機能は欠かせません。かといって、1時間の打ち合わせの内容を数行程度にまとめられた要約では、内容の理解は難しいです。この自動メモ機能では、文字起こしされた内容を読み取り、タイムスタンプやセクションごとに適切な要約を生成してくれます。

  4. 専門用語でも解読
    打ち合わせ中に頻繁に登場する専門用語についても、意味を理解し、自然な文章に補完・要約をしてくれます。

使い方

  1. Google Meetで会議を開始します。
  2. 画面右上のアイコンをクリックし、「会議の文字起こしも行う」にチェックを入れた状態で、「メモの作成を開始」ボタンをクリックします。

以上!といった感じで、特別な設定も必要なく本当に簡単に利用できます。

自動メモ起動中の画面も起動前とほとんど変化はないため、「文字起こしのせいで画面が見づらくなった!」「会議に集中できない!」ということもありません。会議終了後は普段通り退出するだけでOK。あとはGeminiがGoogleドキュメントで議事録を出力してくれます。

会議終了を待たず、途中で自動メモ機能を停止することもできます。

最後に

今回はGeminiによるGoogle Meetの自動メモ機能を紹介しました。議事録作成に必要なサマリー機能などを標準搭載、さらに文字起こしの遅延もほとんどない、優秀なツールとなっています。Google Workspaceを利用しているユーザーは活用しない手はありません!これを機にぜひ利用してみてください。 ※ 特定のプランを契約しているユーザーのみ利用できる機能になります。詳細は公式をご確認ください。

かつての相棒であるTactiqには、zoom、teams、webexでの打ち合わせの時に活躍してもらうことにします。

この記事を書いた人

新卒入社からの成り上がりディレクターとして現在奮闘中!デザインから広告運用まで、あらゆる分野を制覇するマルチタレントを目指して日々挑戦中です。仕事ではスマートなディレクションを目指す一方、プライベートでは家という名の要塞で引きこもりライフを満喫中。アニメが好きだったりする。

ハンダちゃん

Webディレクター/2022年入社

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